皮膚科VETERINARY DERMATOLOGY
動物たちの
皮膚トラブルは
早期治療が大切です
動物たちにとって、皮膚のかゆみや痛みといった皮膚疾患は大きなストレスになります。
絶え間ないかゆみや痛みのせいで眠れなくなったり、かゆい部分をかき続けて出血したり、肌荒れから毛が抜けてしまうこともあるのです。
皮膚疾患は、症状が軽いうちに適切な治療を受けることが大切です。
皮膚トラブルがみられたら、なるべく早く当院にご相談ください。
このような症状は
ご相談ください
身体を何度もかいている
皮膚が赤く腫れている
毛が大量に抜けている
肌がベタついている
動物たちは、かゆみや痛みがあっても、言葉にして訴えることができません。皮膚トラブルに気づいたら、放置せずなるべく早く診察を受けましょう。かけがえのない大切な動物たちを皮膚疾患のつらさから救うには、早期の治療が大切です。
当院で
診察可能な動物たち
犬
猫
うさぎ
ハムスター
小鳥やモルモット、フェレット、ハリネズミ、亀などのエキゾチックアニマルの診療については、来院前にお電話にてご相談ください。
皮膚疾患の
おもな原因と対策
皮膚疾患を引き起こす原因は、身近なところに存在しています。ノミやダニ、食事やほこりなどによるアレルギーなどによって、かゆみや発疹といった皮膚トラブルが引き起こされる可能性があります。
すぐに変化に気づけるように、動物たちの「皮膚疾患の原因」を知っておくことが大切です。発症のリスク軽減につながります。
ノミやダニ
ノミやダニは、皮膚疾患の中でも多くみられる症状の一つで、年間を通して注意が必要です。ノミやダニは強いかゆみや皮膚の炎症を引き起こします。
動物たちはかゆみを我慢できずに身体をかきむしり、ひどいときには身体をかじることもあります。定期的な駆虫薬の投与で、ノミやダニの感染を予防しましょう。
アレルギー
特定の食べ物や花粉、ダニなどが原因で、皮膚が赤くなったり、かゆみが発生したりすることがあります。嘔吐や下痢、脱毛などもアレルギーでみられる症状です。
個体差はありますが、犬の場合は牛肉や鶏肉、乳製品、小麦などで反応することもあります。
猫の場合も牛肉や乳製品、魚などがアレルギーの原因となります。
人間と同じように、アレルギー症状が出てしまったら、アレルゲンを特定して取り除くことが重要です。
感染症
細菌や真菌、ウイルスなどによる感染症も、皮膚のトラブルを引き起こします。
これらの感染症は、かゆみや皮膚の赤み、脱毛などを引き起こし、化膿してにおいが出ることもあります。早期に原因を特定して、原因に合った治療を行うことが大切です。
免疫異常
動物たちの免疫システムの異常によっても、皮膚に炎症やトラブルが発生することがあります。診断には血液検査や皮膚の検査などを行い、ステロイドなどのお薬を投与して、症状をコントロールする治療を行います。
日常のケアも
ご相談ください
皮膚疾患の改善には、皮膚を清潔に保つ、アレルゲンを避けるといった日常生活の管理も重要です。皮膚の状態や症状に配慮して、身体にやさしいシャンプーの種類やシャンプーの頻度、アレルギーを気にせず食べられるお食事などをアドバイスしています。
診療の流れ
酒井獣医科病院では、次のような流れで皮膚疾患に関する診療を行っています。ご不明な点があれば、お電話にてお問い合わせください。
受付
初診の方は、問診票に必要事項を記入していただきます。ご予約時間の10分前までにお越しください。
カウンセリングと検査
獣医師が問診表をもとに、
気になる症状
症状が出るまでの経緯
普段のお食事内容
外飼いか室内飼いか
同居している動物がいるか
などをおうかがいして、必要に応じて皮膚の検査を行います。
症状のご説明やご提案
診察後、獣医師が皮膚疾患の原因や今後の治療プランについて詳しくご説明します。皮膚疾患の治療には、飼い主様の協力が欠かせません。一緒に治療に取り組めるよう、丁寧にご説明いたします。
治療
診察結果に基づき、薬物療法やシャンプー療法を行います。ご自宅での治療のご協力が欠かせない場合には、お薬の種類や治療法などを丁寧にお伝えさせていただきます。
土日祝も休まず
診療しています
「犬や猫が身体をしきりにかいている」、「肌が荒れて毛が抜けてしまった」、「うさぎやハムスターの皮膚が赤くなっている」などの症状があれば、酒井獣医科病院にご相談ください。土日祝も休まず診療しています。
当院は、練馬区や石神井エリアで地域密着の動物病院として、飼い主様と協力して動物たちの健康をサポートします。
専門的な治療が必要になる病気や治療が難しい病気でも、二次診療施設や大学病院などにご紹介が可能です。
セカンドオピニオンも承っておりますので、気になる症状があれば、お電話で予約をお取りになってからご来院ください。