コラム|練馬区石神井で動物病院をお探しの方は酒井獣医科病院まで

電話をかける

コラム

コラムCOLUMN

【愛犬がダニに咬まれたときの対処法】どうする?迷わずすぐに動物病院へ!

こんにちは。
練馬区石神井町、石神井川沿いの動物病院「酒井獣医科病院」です。
 
愛犬の体に豆粒大の赤黒い塊がついているのを見つけたら、思わず引き剥がしてしまいそうになるものです。
赤黒い塊の正体は、たっぷりと血を吸った寄生虫のマダニです。
 
「まさか、うちの子がマダニに咬まれるなんて」と意外に思われる飼い主さまも多いのでは。
万が一、愛犬がマダニに咬まれているのを見つけた時の対処法についてお話します。
参照:厚生労働省「ダニ媒介感染症」より)
 
 

一度咬みついたら離れないマダニに要注意!

犬などの動物の体に咬みついて吸血しつづけるマダニは、十分に吸血し終わるまで皮膚から自然に離れることはありません。
 
マダニは、日本国内のどこにでも生息しており、湿気の多い場所を好む特徴があります。
公園や道端の草むらなどに潜み、近くを通る動物に飛びつく機会をうかがっているのです。
マダニの活動が活発になる春から秋にかけては特に注意が必要です。
 
マダニの体内にある細菌やウイルスは、吸血と同時に唾液に混じって犬の体内に入り込みます

マダニが原因の感染症には、ライム病やバベシア症に加えて、人も感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
があげられます。
 
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)には、有効な治療法がなく発症すると命の危険を伴う感染症です。
参照:厚生労働省「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について」より)
 
 

愛犬の体にマダニを見つけたら迷わず動物病院へ

マダニは、一度咬みつくと皮膚の奥まで頭ごと食い込むように吸血する寄生虫です。
 
無理に引きはがそうとしても、皮膚にがっちりと食い込んだ頭部は残ったままになります。
さらには、頭部から離れた胴体の部分がつぶれて、体内の細菌やウイルスの飛散を招く可能性があるので注意が必要です。
 
愛犬がマダニに咬まれているのを見つけたら、出来るだけ早く動物病院でマダニを完全に取り除く処置をしてもらいましょう。
 
 

マダニ予防は動物病院にご相談を

マダニ駆除薬は、体に咬みついているマダニの駆除や、マダニを寄せ付けない予防効果があります。
2ヶ月に一度の割合で、犬の首の後ろに滴下するスポットタイプやチュアブルタイプが一般的です。
 
酒井獣医科病院では、ワンちゃんの好みや体質にあわせたマダニ駆除薬はもちろん、ノミやフィラリア予防薬をご用意しております。
マダニを予防して、ワンちゃんの健康を一緒に守っていきましょう。
 


酒井獣医科病院の予防接種 >