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【練馬区石神井の動物病院】子犬のワクチン接種の時期は?ワクチンアレルギーについて
こんにちは。
練馬区石神井町、石神井川沿いの動物病院「酒井獣医科病院」です。
子犬は免疫力がまだ高くないため、さまざまな感染症にかかりやすく、重症化することが多い傾向にあります。
感染症から子犬を守るためには、適切な時期にワクチン接種を行う必要があります。
そこで今回は、子犬のワクチン接種時期についてお話しします。
また、犬のワクチンアレルギーについてもご説明しますので、ぜひご参考になさってください。
子犬のワクチン接種の時期はいつ?
子犬のワクチン接種の時期は、生後2ヶ月ごろにスタートし、1ヶ月毎に計3回接種するのが一般的です。
子犬は生後2ヶ月ごろまでは、母犬からの免疫(移行抗体)により感染症から守られていますが、徐々に移行抗体がなくなっていくため免疫力が低下します。
この免疫機能が低下する時期に合わせて、ワクチンを接種し、新たに子犬の体内で抗体をつくる必要があるのです。
移行抗体の消失時期は個体差があるので、複数回ワクチンを接種し、しっかりと免疫機能をあげていくことが大切です。
ワクチンアレルギーが起こるとどうなるの?
ワクチンアレルギーとは、ワクチンの成分に対して、アレルギー反応が起こることをいいます。
頻繁に起こるものではありませんが、愛犬の健康状態や体質によって起こる場合もあるため注意が必要です。
ワクチンアレルギーが起こってしまったときに見られる症状として、犬の顔が腫れる、蕁麻疹が出る、嘔吐や下痢をするなどが挙げられます。
そのほか、とくに気を付けなければいけないのが、アナフィラキシーショックです。
ワクチン接種後にふらつく、たおれる、呼吸困難などの症状が現れたら、アナフィラキシーの可能性があるため、迅速に動物病院を受診しましょう。
アナフィラキシーは接種後30分以内に起こることが多いとされているので、とくに注意して観察してください。
ワクチンを接種するときは、犬の体調が悪い日を避け、アレルギー反応が起きた時にすぐに対処できるように午前中に受けるようにしましょう。
子犬のワクチン接種は動物病院で
子犬を感染症から守るために、ワクチン接種が重要です。
子犬を飼い始めたら、適切な時期に動物病院でワクチン接種を受けましょう。
練馬区石神井の動物病院「酒井獣医科病院」では、子犬の予防にも対応しています。
また、ワクチンの必要性や接種時期などに関しても丁寧な説明を行っているので、お気軽にご相談ください。