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【石神井のペットクリニック】犬が耳をかゆがるときは外耳炎?獣医さんに診てもらおう
こんにちは。
練馬区石神井町、石神井川沿いの動物病院「酒井獣医科病院」です。
外耳炎はワンちゃんによく見られる病気の一つです。
頭をふる、耳をかゆがる、耳のニオイがひどいといった症状がみられたら外耳炎かもしれません。
そのような状態を放置してしまうと、症状が悪化したり、慢性化してしまったりする可能性があるため注意が必要です。
今回は、犬に多い外耳炎についてお話します。
犬の外耳炎の原因とは?
外耳炎は、耳の入口から鼓膜までの間に炎症がおこる病気です。
犬の外耳炎の主な原因には、以下のものが考えられます。
・アレルギー(アトピー性皮膚炎など)
・脂漏症
・異物(毛や植物など)
・外傷(過度な耳掃除など)
・腫瘍
・ホルモンの病気(甲状腺機能低下症など)
・寄生虫(ミミヒゼンダニなど)
・耳の構造(たれ耳、せまい耳道など)
・高温多湿、水遊びなど
外耳炎では、細菌やマラセチア(皮膚の常在菌)などの増殖が見られますが、これらは外耳炎の根本的な原因ではありません。
もともと耳道に備わっている自浄作用の働きが悪くなるなどの変化により、細菌やマラセチアが二次感染すると考えられています。
外耳炎にはさまざまな原因が関係しているため、耳に関する検査だけでなく細菌培養検査や血液検査、画像検査などが必要になることもあります。
犬が外耳炎になったらどうするの?
外耳炎と診断されたあとは、以下のような治療が行われます。
・耳の洗浄
・点耳液の投与
・内服薬
・基礎疾患の治療
外耳炎の治療は、耳の洗浄や点耳薬が基本で、重度の外耳炎には内服も組み合わせることがあります。
アトピー性皮膚炎や甲状腺機能低下症など、外耳炎の原因となる基礎疾患の治療も重要です。
外耳炎の原因によっては症状が繰り返しおこることもあるので、愛犬の様子をよく観察しておきましょう。
犬が耳をかいていたら早期の受診が大切
愛犬が耳をかゆがる様子が見られたら、動物病院を受診しましょう。
早期に外耳炎の治療を開始することで、症状が落ち着き、慢性化の予防につながります。
練馬区石神井の動物病院「酒井獣医科病院」では、動物の負担が少ない治療を行っています。
生活上のアドバイスも行っているので、気になることがあればお知らせください。