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室内飼いでも油断は禁物!動物病院のフィラリア予防で万全の対策を

こんにちは。
練馬区石神井町、石神井川沿いの動物病院「酒井獣医科病院」です。
 
蚊に咬まれると発症するフィラリア症は、犬だけでなく猫も感染する寄生虫による病気です。
寄生虫のフィラリアを媒介する蚊は、住んでいる地域を問わず、全国どこにでも生息しており、温暖化の影響からか1年を通して活動していると言われています。
 
今回は、フィラリア症の症状と予防する方法についてお話します。
参照:農林水産省「道薬検ニュース №276」より)
 
 

暗い場所に潜む蚊に注意!フィラリア症の原因と症状とは

フィラリア症は、犬糸状虫と呼ばれる寄生虫のフィラリアが犬の体のなかに寄生することで発症する病気です。
犬が、フィラリアの幼虫を体内にもつ蚊に吸血されると、皮下組織や血管のなかに幼虫が侵入します。
 
血管の中を巡りながら、6ヶ月ほどの期間をかけて幼虫から細長い糸状の成虫へと成長していきます。
フィラリアの成虫は心臓や肺動脈に寄生するため、心臓の機能の衰えや血液循環の悪化、肺の機能の低下を招いてしまうのです。
 
フィラリア症を発症すると、食欲が落ちたり、動くのを嫌がったり、乾いた咳をしきりにしたりする症状があらわれます。
他にも、血が混じった尿やお腹が不自然に膨らむなどの症状もみられます。
 
 

室内でも要注意!フィラリア予防は万全に

フィラリアを媒介する蚊は、屋外だけでなく室内にも気が付かないうちに侵入しています。
一日のほとんどをお家のなかで過ごすワンちゃんでもフィラリア予防は必要です。
 
普段からワンちゃんが蚊に刺されないための対策をすることはもちろん、フィラリア予防薬でしっかりと感染予防しましょう。
 
フィラリア予防薬は、体内のフィラリアの幼虫を駆除する効果のある薬です。
フィラリア予防薬は、蚊の発生の1カ月後から、蚊がいなくなった1カ月後まで毎月1回のペースで投与する錠剤やチュアブルタイプ、滴下タイプの3種類が一般的です。
他にも、一度の接種でフィラリア予防の効果が一年間持続する注射もあります。
 
 

フィラリア予防は動物病院にご相談ください

フィラリア予防薬を投与する前には、動物病院でフィラリアの抗原検査が必要です。
万が一、フィラリアが体内に侵入していると、予防薬によってショック症状を引き起こす場合があるからです。
 
投与の期間や種類など詳しくは、かかりつけの動物病院へご相談ください。
 
練馬区石神井町の動物病院「酒井獣医科病院」では、ワンちゃんの好みや体質にあわせたフィラリア予防薬をご提案しています。
フィラリア予防に関する疑問やご質問は何でもお気軽にご相談ください。
 


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