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【フィラリア症を予防!】予防薬は動物病院での事前検査が必須です

こんにちは。
練馬区石神井町、石神井川沿いの動物病院「酒井獣医科病院」です。
 
「フィラリアを予防するための予防薬は、毎年春先に忘れずに処方してもらっている」という習慣をお持ちの飼い主様は多いようです。
 
フィラリア予防薬の投薬を毎年開始する前に、犬のからだのなかにフィラリアの幼虫がいないかを顕微鏡で確認する子虫検査や検査キットを使用した抗原検査が必要です。
フィラリアの脅威から愛犬を守るために大切なフィラリア検査と、フィラリア症についてお話ししましょう。
 
 

フィラリアの検査と予防対策は動物病院で

フィラリア症は、ミクロフィラリアと呼ばれる幼虫が犬の皮膚を通って入り込み、やがて成虫となり心臓や肺動脈に寄生して発症する病気です。
 
フィラリア予防薬は、犬の体内のフィラリアを幼虫のうちに駆除する効果がある薬です。
 
ただし、フィラリア予防薬を投与する期間の後に、もし犬が蚊に咬まれると、吸血とともにミクロフィラリアが入ってしまう可能性も……。
犬の体内には、大量ともいえるミクロフィラリアが繁殖している状態が考えられます。
飼い主様が気づかないまま、いつものようにフィラリア予防薬を投与してしまうと、血管が詰まったり、突然のショック症状を引き起こしてしまう可能性があります。
 
フィラリア予防薬を投与する前には、フィラリア検査を行うことがとても重要です。
 
 

気になるフィラリア症の症状を知っておこう!

フィラリア症は、日本全国いたるところに生息する蚊が媒介する感染症として知られています。
毎年、蚊が発生し始める春先から、気温が下がって蚊の発生がおさまる冬の初めまでは特に注意してください。
 
体長0.3mmほどのミクロフィラリアは、フィラリアに感染している犬から別の犬へと蚊を媒介しながら感染していく特徴があります。
血管を巡りながら、体長30㎝近くの長さの成虫へと成長し、心臓や肺動脈に到達します。
 
フィラリア症は、フィラリアの心臓や肺動脈への寄生が原因でおこる乾いた咳が主な症状としてあげられます。
乾いた咳のほかに、食欲がなく、動くのをいやがる様子も同時にみられたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
出典:日本獣医師会「犬糸状虫症」より)
 
 

フィラリア予防は動物病院におまかせください

犬のからだのなかで成長したフィラリアの成虫は、予防薬では駆除することはできないため、成虫を直接取り除く外科手術などの治療が行われます。
 
フィラリア症から大切な愛犬を守るためには、毎年のフィラリア予防薬の投与が欠かせません。
動物病院でフィラリア検査を受け、蚊の発生の1ヶ月後から蚊がいなくなった時期の1ヶ月後まで、フィラリア予防薬の投薬行いましょう。
 
練馬区石神井町の酒井獣医科病院では、飼い主さまにご相談したうえで最適なフィラリア予防薬を提案しております。
フィラリア予防に関する質問や疑問などお気軽にお問い合せください。
 


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